今回は岐阜県白川町の清水しいたけ園に行ってきました。
清水しいたけ園は、1年中「原木しいたけ」一本で勝負している農家です。
「完全無農薬」で常に体に気を使ったしいたけを心がけています。
原木しいたけの大まかな流れは
「原木の伐採→植菌→仮伏せ→本伏せ→発生・収穫」と言われています。
今回は「植菌」の見学・体験をしてきました。
今回の「植菌」の作業は「原木に穴を開ける→菌を穴に入れる→ロウで蓋をする」という流れです。
- 原木に穴を開ける作業
この原木は高山から仕入れています。
今ではこの原木が少なくなっているため、新たな原木の生産をおうえんしたいものです!!
- 穴に菌を入れる作業
先ほど開けた穴に菌糸を入れていきます。
季節によって生える菌が違うので、この時期にまとめて4種類の菌をそれぞれの原木に入れていきます。
- ロウで蓋をする作業
菌の乾燥を防いだり、また雨が入り込むのを防ぐために、菌糸の上にロウを被せていきます。ロウは一度、熱で溶かしてから菌糸の上に塗っていきます。隙間のないように被せるのがコツです!!
この植菌の作業は、だいたい桜が咲き始める前までには終わらせ、その後、森林の中にもっていき菌糸の活着をさせます(本伏せ)
今後の生育が楽しみですね^^
ちなみに清水しいたけ園のホームページはこちらです↓↓
http://www.md.ccnw.ne.jp/shimizu-shiitake/
次回は。清水しいたけ園の「今が旬」収穫期の原木しいたけについてお伝えします!!
肉厚のジューシ〜っな原木しいたけの紹介をお楽しみに♪
(Reporter: 柘植千佳)