10秒でできる!ラベルによる牛肉の正しい選び方

スーパーにある’牛肉の選び方’をあなたは知っていますか?

「なんとなく..鮮度がいい気がするもの..」「腐っているか、傷んでいるかは分かるけど…」など、

どんなものが上質な牛肉か分からない、そこのあなた!!

今回は、ラベルを見れば10秒でできる、スーパーの牛肉の適切な選び方を簡単に解説します。

今回のブログで言う「上質な牛肉」とは

いきなりではありますが、あなたはどんな牛肉を買いたいですか?

きっと「風味がよくて旨みがある」、「作りたい料理に適している」お肉の事ではないでしょうか?

という事でこの2つを基準に、ラベルからわかるお肉の見分け方を解説していきます!

「部位」と「解凍品か」どうかを確認

ラベルの中でも特に注目すべきなのは

部位はどこなのか?

解凍品かどうか?

です。

それぞれなぜ重要なのか解説していきます!

牛肉の選び方① 部位はどこなのか?

突然ですが問題です!

以下の「2つのグループ(Aグループ, Bグループ) の違い」はなんでしょう!?

A グループ : 肩ロース、リブロース、サーロイン、フィレ、らんぷ

B グループ : ネック、肩、すね、ばら、そともも、テール

ヒント ↓

答えは…
牛が、「よく動かす部位か、あまり動かさない部位か」なんです。

Aグループ( 肩ロース、リブロース、サーロイン、フィレ、らんぷ)は牛があまり動かさない部位であるため、柔らかめの部位になります。

一方、Bグループ( ネック、肩、すね、ばら、そともも、テール)は牛がよく動かす部分。筋肉の比率が多く固めの部位になっています。

一般的には、柔らかいお肉(A)はステーキやローストビーフ、すき焼きなどに適していて、

固いお肉(B)はカレーやどて煮などの煮込む料理に適していると言われます。

作りたい料理に合わせて部位を選んでみてくださいね。

(固いステーキを食べたい!という方は、Bにあるお肉を選ぶのもいいですね)

牛肉の選び方② 解凍品かどうか?

もしお肉のラベルに「解凍品」と書いてあれば、そのお肉は一度冷凍されていたという事になりますよね!

解凍のお肉

肉眼では見えませんが、お肉は薄い膜で包まれた小さな細胞が集まってできています。

そのためお肉を冷凍すると、細胞内の水分が凍ることで細胞が膨張し、細胞膜を破ってしまいます。

この状態のお肉を解凍をすると、うま味や栄養のある水がお肉の外へと出て行ってしまいます (T_T)
(そうです、お肉のパックの中に出ているあの汁です)

ですから、なるべく解凍品でないものを選ぶと、栄養もうま味も逃げていない「風味の良い」お肉を選べますよ♪

「鮮度」がウリ!市場直送のお肉屋さんを発見

「美味しい牛肉の見分け方」を書くにあたり、いろんな情報を入手したり、いろんなお肉屋さんを見てきましたが、その中でも、「これはすごい!」と思う精肉店を見つけました。

愛知県豊田市にある「内藤精肉店」です。

ここでは、「鮮度」をとことん徹底しています。

国産豚や和牛も市場からまるごと仕入れ(一頭買いetc..) をして、店頭に並びます。

そしてさらにすごいのが、買い物に行くと、「お客さんから、切っている様子がガラス越しに見える」ところなんです。

場合によっては、注文をいただいてから、一枚一枚を手できるものもあるようです。

「効率化を考えたら、絶対こんなことはしない。それでも、お客様に感動してもらえるお肉を売りたいんだ。」と、店頭の内藤さんはお話くださいました。

鮮度にこだわり抜いた「内藤精肉店」に、ぜひ行ってみてくださいね♫

〒470-0374 愛知県豊田市伊保町向山20-1

さて、今回はスーパーの牛肉を「ラベル」で選ぶ方法を紹介しました。次回は、お肉の色」で上質な牛肉を選ぶ方法を紹介していきたいと思います!

できれば、ラベルだけでなく、お肉自身を見て選べられるようになりたいですよね♫こちらでは、お肉自体の「色み」による牛肉の選び方をご紹介しております。

「10秒でできる!「お肉の色」による牛肉の正しい選び方」

(ブログ記事:Kodawrain 柘植)


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