愛知県知多半島で受け継がれる練り製品「ご縁をつなぐはんぺい屋さん」

愛知県の知多半島で『豊浜はんぺい』という魚の練り製品を作り続ける人がいます。
ここ(株)豊浜水産の理念は、「ご縁をつなぐはんぺい屋さん」。

今回は、「はんぺいって何?」というところから、豊浜はんぺいを作る一筋の思いについてご紹介したいと思います。

「はんぺい」とは?

「はんぺんじゃなくて、はんぺいなの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

はんぺいとは、一般的にいう「薩摩揚げ(さつまあげ)」のことです。
魚肉のすり身を成型し、油で揚げていきます。

「製造方法によって、魚の練り製品は呼び方が変わってくるんだよ」と説明してくださいました。

揚げると「はんぺい(さつまあげ)」、茹でると「はんぺん」、焼くと「ちくわ」、蒸すと「かまぼこ」…になるのです。もちろん、使っている魚の種類、そして地域性によっても呼び方は変わってくるようです!

口に入れた瞬間に広がる白身魚のいい香り

「豊浜はんぺい」の一番の特徴といえば、白身魚のいい香りが口の中いっぱいに広がること。

練り製品って魚から作られているので、本来の魚の香りがするほど美味しさを感じられますよね。

いろいろな種類を作られているのですが、特に「プレーンはんぺい」は、魚そのものの風味を楽しむことができますよ♪

今まで筆者が食べてきたものよりも、かなり魚の香りがするので疑問に思い、その秘訣を聞いてみました。

はんぺいをはじめとする魚の練り製品は、もともと保存を目的とした加工品です。

そのため、日持ちがするように加工を施していきますが、原価を下げるために合成のものを使うことが多いようです。

しかし、豊浜はんぺいでは、「スケトウダラのすり身」の使用率を限りなくあげることによって、その品質を保っています。
これが、先代から受け継がれている「こだわり」なんだとか。

ご縁をつなぐ はんぺい屋さん

このはんぺいを手がける豊浜水産の石黒代表は、こだわりんが、心から尊敬する作り人。
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石黒さんの理念は、「ご縁をつなぐ はんぺい屋さん」。
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石黒さんは、この理念を何度も何度もおっしゃいます。
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正直、こだわりんがはじめこの言葉を聞いた時は、なかなか「ご縁」と「はんぺい」のつながりを理解できませんでした。

しかし、代表の石黒さんと何度も話すうちに
この理念の偉大さに気づいたのです。
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それは、ただ「美味しいはんぺいを作る」だけでなく、美味しいを超えた先にある「人と人とのつながり」に貢献したいという想いでした。

はんぺいをきっかけに、食べる人が食卓を囲む。
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そして、豊浜はんぺいを食べた時、「おいしい!!」ってつい声がこぼれ、会話が生まれる。家族みんなが笑顔になる。友達みんなが笑顔になる。
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また、おいしさは「独り占め」するのではなく、近所の人やご友人で「分け合う」ことにより、ご縁を深めてほしい。

(株)豊浜水産の代表である石黒さんはそう語ります。
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愛知県南知多町で「豊浜はんぺい」を一心に作る豊浜水産。
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代々受け継がれる作業の先にあるもの。それは、はんぺいの「おいしさ」がモノの価値を超え、「人と人とのご縁」にまで繋がることを願っています。

(株)豊浜水産

昔ながらの味にこだわる素朴な美味しさの豊浜はんぺい

〒470-3412
愛知県知多郡南知多町豊浜下大田面23−3
TEL/ 0569-65-2968
FAQ/ 0569-65-2968
ホームページ/ http://nohanpei-nolife.com/
取扱店舗/
(愛知)
魚太郎本店、魚太郎大府店(JAあぐりタウンげんきの郷)、
魚太郎一宮店(イオンモール木曽川)、
豊浜とれたて市場(ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば)、
JAあいち産直店
(グリーンプラザおおぶ、グリーンプラザあぐい、
グリーンセンター武豊、グリーンセンター奥田、
グリーンセンター美浜)、
イシハラフード全店(成岩店、常滑店、星崎店、東洋店、武豊店)、
市場食堂(豊浜魚ひろば)、マル伊商店、二葉屋七右衛門、
松下釣船、忠栄丸、健成丸、竜宝丸、大進丸

(岐阜)
魚太郎可児店(湯の華アイランド)、伊木山ガーデン

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豊浜水産

豊浜水産のはんぺいは、地域連携をテーマに、地元の魚(ハモ、シラス、マダカ、クロダイetc…)や有機野菜を使用した商品開発に努め、地域と共に歩みながらバラエティに富んだ商品を創り続ける練り物専門メーカーです。