若手農家の可能性を応援したい。地域連携でともに笑顔を創る

はんぺい製造直売所で扱う「季節野菜」の奥に見えるもの

2019年3月にオープンしたばかりの、豊浜はんぺい製造直売所。

卸商品をメインで行ってきた(株)豊浜水産ですが、「地元の人たちに貢献したい」という想いから直売所をオープンしました。

こちらの直売所では、揚げたてのはんぺいが食べられるのはもちろん、季節野菜がゴロゴロ入った限定はんぺいや、オーガニックな新鮮野菜がそのまま並びます。


ここには、「はんぺい」を作っているからこそできる、「練り製品としてのはんぺい」だけの価値にとどまらない、農家に対する温かなものを感じることができます。

「若手農家さんの可能性を応援する。」

「農家さんは、素材そのもので勝負するから心から尊敬する。だからこそ、うちだって負けらんないよ(笑)」

はにかみながら話す(株)豊浜水産の石黒さん。本当に農家さんのことが大好きなんだなあと、りんりん。は感じていました。

そんな石黒さんが譲らないのは、野菜を必ず買い取ってからお客様に販売すること。

農産物直売所の多くは、売れ残った野菜を農家さんがその日のうちに回収しに行きます。そのため、売れた分だけ収益になり、売れなかった分は翌日また店頭に並べに行ったり、廃棄処分になったりします。

しかし、豊浜はんぺいの直売所では、必ず農家の野菜を買い取ります。それが、(株)豊浜水産の「常識」だと言い張るのです。

様々な農家を回ってきたKodawarinにとって、それは驚きでした。鮮度がウリである野菜の全量買取は、とてもリスクが高いことだからです。

しかしながら、ここに「はんぺいを作る製造メーカーとしての強み」がありました。

良いものを最善の状態で売り切る。はんぺい直売所では、はんぺいだけでなく、季節野菜の説明もきちんとお客さんにお話できるようにするんです。

変わりダネのお野菜はお客さんとのコミュニケーションのきっかけにもなるんだよ。あまり食べたことのないお野菜だって、この機会に食べてもらえたら嬉しい。

コールラビなど、あまり知られてなかったお野菜がいろいろあるんだよ。もちろん野菜そのまま買ってもらえることが嬉しいけど、買うのに抵抗がある野菜や人気のない野菜ももちろんある。

だから、その時こそ、はんぺいの出番だよ。

はんぺいにアレンジすることで、農家さんの想いの詰まった野菜を食べてもらえるように工夫するんです。
(上の写真は、新玉ねぎのはんぺい)

その時の収穫できる野菜だけが食べられる気まぐれな旬の野菜はんぺい。「次は何の野菜がはんぺいになるんかな?」ってりんりん。は、楽しみになってしまいそうです♪

それぞれの個性を活かしあって生まれる地域の笑顔

(株)豊浜水産の理念は、ご縁をつなぐはんぺい屋さん。地域連携に対する考えの根本は、ここにあります。

農家さんだからできること、そして農家さんにとっては難しいこと。加工製造メーカーだからできること、できないこと。

それぞれが個性を認めあいながら、時に切磋琢磨しながらお互いに活かしあっていく。

それが、地域の笑顔をともに創ることなのだと、気づきました。

(株)豊浜水産

昔ながらの味にこだわる素朴な美味しさの豊浜はんぺい

〒470-3412
愛知県知多郡南知多町豊浜下大田面23−3
TEL/ 0569-65-2968
FAQ/ 0569-65-2968
ホームページ/ http://nohanpei-nolife.com/
取扱店舗/
(愛知)
魚太郎本店、魚太郎大府店(JAあぐりタウンげんきの郷)、
魚太郎一宮店(イオンモール木曽川)、
豊浜とれたて市場(ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば)、
JAあいち産直店
(グリーンプラザおおぶ、グリーンプラザあぐい、
グリーンセンター武豊、グリーンセンター奥田、
グリーンセンター美浜)、
イシハラフード全店(成岩店、常滑店、星崎店、東洋店、武豊店)、
市場食堂(豊浜魚ひろば)、マル伊商店、二葉屋七右衛門、
松下釣船、忠栄丸、健成丸、竜宝丸、大進丸

(岐阜)
魚太郎可児店(湯の華アイランド)、伊木山ガーデン

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豊浜水産

豊浜水産のはんぺいは、地域連携をテーマに、地元の魚(ハモ、シラス、マダカ、クロダイetc…)や有機野菜を使用した商品開発に努め、地域と共に歩みながらバラエティに富んだ商品を創り続ける練り物専門メーカーです。