山羊ミルクから作る熟成させないチーズ「フェセル・ド・シェーヴル」

他のミルクと比べて、独特の酸味が特徴の山羊ミルクから作られるふんわり柔らかフレッシュチーズ🧀があるんです!

”Faisselle Chevre”と書き、「フェセル・ド・シェーヴル」と呼ばれるフランスならではのチーズ🧀です。

このチーズは、フレッシュチーズの一種なんですが、フレッシュチーズとはどんなものなのでしょうか?🤔

フレッシュチーズとは!?

チーズを作っていく工程の初期段階のチーズです。つまり、熟成させていないチーズのことなんです😃✨

ちなみに、ここから熟成させていくと白カビチーズや先日紹介したウォッシュチーズになっていきます。

このタイプのチーズはクセがなく、爽やかな風味と軽い酸味が特徴で、特に食べやすいのがフレッシュチーズの魅力です✨✨

山羊のチーズ

そんなフレッシュチーズの中でも、「フェセル・ド・シェーヴル」は、山羊乳を使ったチーズで、山羊のミルクを凝固させ、水切り籠でホエーをさっときっただけの熟成させないフレッシュチーズです。🐑

「フェセル=水切り籠」のことで、「シェーヴル=雌山羊」のことだそう。

外側にはとろりとした薄い皮が張り、中心は中心はミルク🥛の風味が残るほろほろとした生地。軽い酸味の後から追いかけてくるミルキーな甘さがたまらない、こだわり抜いた一品なんですね☺✨

チーズ造りは🧀ミルクを固めるところから始まります。このフェセル(水切り籠)は、固めたミルクから水分を排除するためのもので、昔は陶器や、植物で編んだ籠が使われていました。現在では、衛生面を考えて、プラスティック製のものになりました🙂

熟成させないからこその独特な味わい

このチーズは、熟成されたものとは異なり、独特の味わいに仕上がっています。

と、いうのもフレッシュチーズ特有の爽やかな風味と、ほかのミルクに比べ山羊乳特有の酸味が口の中いっぱいに広がります。

舌にのせるとぴたっとくっつき、さらりとすーっと喉の奥へと消えていき、いつのまにかなくなってしまう感覚だそうですよ!

今でも、日本でいう「おぼろ豆腐」のように、出来立ての山羊乳チーズをフェセルに入れたまま売られることも多いようですよ🎵

今回は、この山羊チーズ「フェセル・ド・シェーヴル」を、メルクルさんご自身が地下庫でじっくり熟成‼お店の地下に熟成庫があるとは、さすがフランスチーズを伝えるパイオニアですね😃

そろそろワイン🍷の新酒が出回る季節。出来立てのフルーティーなワインと合わせて召し上がっていただきたいチーズの1つになってます✨

【チーズとはちみつ専門店 メルクル】

〒464-0064 名古屋市千種区山門町1-47大きなねこさんの家1F
TEL/052-761-9881
営業時間/11:00~19:00
定休日/月曜、第1火曜 (祝日・毎月21日の場合は営業(翌日休))
夏期・年末年始休有


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メルクル

名古屋市の覚王山で、はちみつを採るはちみつ&チーズ屋さんです。